Kaityan1572の日記

株の情報発信が出来たらいいと思います!

【投資】米小売売上高の影響を受けての株価と原因を分析

 こんにちは かいちゃんです。

 本日はどのセクターも上昇しました!

 大きく下落した後のただの反発なのか?それとも何かイベントがあっての反応なのか?

 見ていきたいと思います!

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5/14はアメリカの小売売上高の発表があった!

①小売売上高とは??

 小売売上高とは、米国内で販売されている小売業・サービス業の売上高を集計したものになります!

 米国の個人消費の動向を表しており、米国は個人消費GDPの約7割を占めている為、他の先進国より高い傾向にあります。

 その為、個人消費の動向が景気全体に与える影響も大きいため、注目度の高い指標となっています!

 

②アナリストの予想と結果

 では、実際にアナリストの予想と結果はどうだったのか見ていきます!

 

 × 前月比 予想:1.0% 結果0.0%

 

 前月からほぼ横ばい状態でした!

 これを見たら、予想しているよりアメリカ人の個人消費が進んでいないから、下がるかなあって私自身は考えていました。

 

③セクター別のヒートマップ

 セクター別に上げ下げを色分けされているヒートマップを見ていきましょう!

 

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S&P500のヒートマップ

 

 なんと、小売売上高を受けて株価は上昇しております!

 これを見て、何でやあ!!って私は感じました

 では、その原因について考えていきます!

 

なぜ大きく上昇したのか?

①前日のアメリカの消費者物価指数(CPI)からのリバウンド

 最近、アメリカの消費者物価指数(CPI)が発表されました!

 その結果を以下になります!

 

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CPIの発表後のダウの暴落

 

 CPIの影響で大きくダウは暴落していることが分かります。

 この影響がどこまで続くか分かりません。。

 

 次に小売売上高発表後の株価を見ていきます!

 

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小売売上高の発表を受けてのダウ指数

 

 これは予想を下回ったことで個人の消費が進んでおらず、FRBのテーパリング(金融緩和の縮小)をまだ先延ばしにするのではないかという個人の心理が働いた可能性があります!

 ここから、徐々に回復していって欲しいと思います!

 

②インフレ懸念が薄くなった!

 今回の小売売上高が予想を下回ったことで個人の消費が進んでおらず、FRBのテーパリング(金融緩和の縮小)をまだ先延ばしにするのではないかという個人の心理が働いた可能性があります!

 それを受けた米10年債利回りを見ていきます!

 

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10年債の利回り

 

 小売売上高の影響を受けて10年債利回りが落ちております!

 10年債利回りが落ちる事でダウやナスダックのウエイトの高いハイテク銘柄は大きく回復する可能性が高いです!

 

③底値で買いたい人がまだいる!

 これはVIX(恐怖指数)をみて私は判断しています!

 このように大きく売られる傾向がある市場では恐怖指数(VIX)が大きく上昇する傾向があります!

 1度確認してみます!

 

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①日足で今年の恐怖指数

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②日足の恐怖指数のズーム

 

 この①を見るとスルスルとVIXは下がっていることが分かります!

 今回のVIX18.8ですが、コロナショック前は約11ほどでした!

 ここから、FRBがテーパリングを後にする事でハイテク銘柄は少しずつ回復していくのではないかと考えています!

 上がるといいなぁ・・

 

最後に

 今回は、小売売上高について、どういったものかを私が勉強した事を伝えたとそのイベントを受けての株価を見てみました!

 こういったイベント1つ1つでどういった反応をマーケットがするのかすごい勉強になります!

 自分で予想したり、どういったイベントなのかを勉強するだけでも世界の動きを知ることが出来るのでためになると思います!

 

別の事も記事にしようかなあああ